【中国・義烏イーウー のファーストフード】快餐 クワイツァン kuàicān
ファーストフードと言うと日本では欧米式のバーガー店を連想しがちですが
中国でファーストフードと言うとあくまでも中華料理です!!
ここ義烏イーウー にも快餐は多数あります。
”快餐” ←この文字からファーストフードを連想できるでしょうか?
分解して訳すと速い+ご飯となります。
これを英訳するとファーストフードになりますね😀
日本に置き換えると定食屋に位置付けられますが
その提供方法が独特で合理的、日本でも庶民に愛される新業態だと思います。
店内には長ーいカウンターがあり、お盆をとってカウンターへと並びます。
ゴールは一番奥のレジ!
手前から前菜、蒸し物、中盤にはメインの炒め物
終盤にはスープが並び、白飯はレジの一歩手前
この並びもよく考えられておりコース仕立てになっております。
昼飯時には大渋滞となり全然進みませんが。。。
メインの炒め物はとても種類が豊富で常に20種類ほどはあります。
お客さんと三人でのチョイス例
手前に特大茶碗蒸し、野菜系炒め4品 肉系炒め1品 肉蒸し1品
これだけ食べて1000円(ご飯はいくらでもお代わり自由)
一皿のサイズは小ぶりでタパスサイズです。
なので複数人で行くと色々な味が楽しめ、安く上がります。
また、調理する側も一回の鍋振りが大盆サイズなので作業効率がとても良い。
昔からある食のスタイルが今でも根強く庶民と密接にあるのは
先の大戦後から諸外国の侵食を許さず、独自の文化・思想を貫き通してきた共産党の賜物だと思います。
GMS形態の発展に伴い、悔しくも破れていった昭和の商店街達、
あれは国策レベルで守るべきではなかったのだろうか?
日本に古くからある物や姿をもっと大事にしてほしいものだ。。。